粉瘤3

部位別の症例、手術例、治療例を掲載しています。写真や画像の苦手な方はご遠慮下さい。

2018.9.17

側頭部の粉瘤

側頭部の粉瘤 29際、男性

耳後部の粉瘤

耳後部の粉瘤+予備軍

顔面の粉瘤はシワを利用して、キズアトを目立たなく工夫します。

額(ひたい)の粉瘤
2015.9の手術です。超音波検査で比較的に境界がはっきりした粉瘤だとわかります。

前額部の粉瘤

額の炎症性粉瘤

前額部の炎症性粉瘤

一見普通の粉瘤にみえますが、超音波で炎症性粉瘤とおもわれたので、小切開で内容物を排出しました。

額の粉瘤です。

額の粉瘤

顔面(額)の粉瘤は横ジワを利用して、キズアトを目立たなくします。

眉間(みけん)の粉瘤

眉間(みけん)の粉瘤

眉間の粉瘤

この症例は眉間の縦皺を利用して手術しました。縦皺となる部(青矢印)が浅くなっています。

こめかみ、もみあげの近く

炎症性後の粉瘤 炎症性後の2015.2の手術です。

もみあげ近くの粉瘤

超音波検査では周辺との境界がやや不明瞭。周辺の線維成分が多くなっていて、剥離しにくいと予想されましたが、無事摘出できました

耳たぶ( 耳垂 )の粉瘤です。

県外の某基幹病院で「耳たぶを落とさないと、とれない」と言われ、当院を受診されました。

超音波検査で粉瘤と診断し、炎症の無いことをを確認し、余分な皮膚と粉瘤のみ摘出しました。

耳たぶの粉瘤 38歳、男性

耳は普通の形になりました。

耳たぶの粉瘤

左耳の粉瘤

耳の粉瘤 耳たぶやその周囲に多発することがあります。

耳の粉瘤

耳2

耳の炎症を起こした粉瘤です。

耳の炎症性粉瘤 31歳、女性

続きはこちら

まぶた(眼瞼)

まぶたのことを医学的には眼瞼といいます。
上まぶた(上眼瞼)の粉瘤 2015.4の手術です。

左上眼瞼の粉瘤

超音波検査の端子が先端しか当たらないので、画像が右に寄っています。
境界が不明瞭なので、炎症性を起こしていると思われます。
袋を破らないように、注意深く剥離して、摘出しました。割を入れると、浮腫性に腫れているのがわかります。
二重(ふたえまぶた)のラインは全く変化していません。

2015.4の手術です。粉瘤ではない症例です。超音波検査でわかります。

左上眼瞼の粉瘤と思って受診

2015.4の手術です。粉瘤ではない症例です。超音波検査でわかります。

内眼角部部の小粉瘤 17歳、男性

下眼瞼の粉瘤です。
近くの病院の皮膚科では、「傷が大きくなるから、そのまま様子を見ましょう。」と言われていました。
様子を見ていると、さらに大きくなってきました。

下眼瞼の粉瘤

気がついたらすぐに取る方がかえってキズ跡は小さくてすみます。

頬の粉瘤

頬の粉瘤 19歳、女性

頬の粉瘤、小切開法 県外の男性で、数年前より左の頬に出現

頬の粉瘤 37歳、男性

詳しくはこちら

普通に取れば3,4cmのキズ跡になるでしょう。へそ抜き法では100%再発すると思われます

小切開法には超音波検査が必須です。

頬の粉瘤(頬骨部) 小切開内容物一部排出後の摘出

17歳の男性。2年前より出現。

頬の粉瘤 17歳、男性

大きさは3×3cm

2週間後、傷跡は7mm

もうすこし詳しく見たい方はこちらをご覧下さい

頬の粉瘤、小切開法。 2018.11の手術です。
県外の女性で、「キズ跡を出来るだけ小さくしたい」と言って受診されました。

頬の粉瘤 31歳、女性。兵庫県より受診。

近くの形成外科、皮膚科を何件か受診しましたが、「2,3cmのキズが残る」 と言われたとのことです。
小切開法で摘出しました。7mm位のキズ跡ですみました。遠方の方なので初診、手術、抜糸の3回の受診で終了としました。

頬の粉瘤、小切開法。 2015.9の手術です。

右頬の粉瘤

数年前よりの粉瘤です。左頬に約2cmの大きさです。
超音波検査では境界明瞭です、内容物が一様なので、クリーム状になっていると思われます。
小切開で摘出しました。
割を入れてみると、やはりクリーム状でした。
キズ跡は殆ど目立ちません。

2015.9の手術です。

左頬の粉瘤

20年来の粉瘤です。左頬に長径3cmの大きさです。
超音波検査では境界明瞭ですが、深い部分が変です。袋の周りに線維成分多く、突起物もありそうです。
小切開で挑戦してみました。横は比較的簡単に剥離できましたが、底の部分は剥離が難しかったのですが、何とか摘出できました。 粉瘤に突起がありました。割を入れてみると先まで粉瘤でした。
キズ跡は1cm位であまり目立ちません。
粉瘤は長いこと置いていても、いいことはありません、深部には咬筋があり、毎日の会話や食事の動きが刺激となり、線維成分が多くなったと思われます。そして、線維間の弱いところに粉瘤が侵入していったと思われます。

鼻唇溝部

口囲(鼻唇溝部)の粉瘤へそ抜き法(くり抜き法) の再発
23歳の男性です。大阪でへそ抜き法( くり抜き法 )で手術を受けましたが、1年後に再発しました。

くり抜き法 再発粉瘤 23歳、男性

くり抜き法のキズ跡を切除し、摘出しました。
再発すると周囲が瘢痕で硬くなり、取りにくくなります。最初から小切開で手術する方がキズ痕は綺麗です。

口唇,口囲

口囲の粉瘤

口囲の粉瘤 36歳、男性
口囲の粉瘤 45歳、男性

下顎

右下顎部の炎症性粉瘤 再発?

右下顎部の再発した炎症性粉瘤にくり抜き法を施行しました。
半年前、他医で手術を受けるも、2週間前より赤くなって、ふくれてきました。超音波検査で粉瘤を確認。お盆が近いので切開術を施行、膿を出した後に袋を引っ張り出しました。5日後、キズはふさがりました。お盆は安心して帰省できました。

右下顎部の炎症性粉瘤 26歳、女性

とりあえず、キズは小さくできましたが、再発のチェックが必要です。

頚部、首、項部(くび、うなじ)

くび(項部)の粉瘤 : 小切開法

項部の粉瘤 42歳、男性

キズは2cmで済みました。

頚部の粉瘤(くびの粉瘤)

項部(首の後ろ側)の粉瘤です。少し炎症を起こしています。

項部の粉瘤(首の後側)

胸の粉瘤、小切開一部内容物圧出後の摘出

胸部の粉瘤

胸部の粉瘤

胸部の粉瘤

脇の下(腋窩)

粉瘤は多発することがあります。腋窩(脇の下は)よくできる部位の一つです。

左腋窩の多発性毛包嚢腫

毛包嚢腫には脂腺が含まれていますが、 :表皮嚢腫とよく似た袋で出来ています。

右腋窩(脇の下)の多発粉瘤
左腋窩の多発性毛包嚢腫

炎症性粉瘤、感染粉瘤はどこの部位にでも起こります。

左腋窩の多発性毛包嚢腫

胸腹部

胸腹部の粉瘤、多発

胸、腹部の粉瘤:多発性毛包嚢腫

背中

背中の炎症性粉瘤

炎症を起こした粉瘤です。炎症が収まるの待って摘出しました。

上背部の炎症性粉瘤 43歳、女性

炎症が落ち着くのが早かったので、早い時期に手術できました。

左背部の粉瘤 48歳、女性

背部の粉瘤(背中の粉瘤)

背部の粉瘤

希望に添うよう、出来る限り小さい切開線で摘出しました。

背部の粉瘤

背中

背部の粉瘤

背中の変わった粉瘤
2015.6の手術です。

背部の粉瘤

超音波検査では上下に2つ映っています。袋の境界は明瞭です。少し端子を動かすと連絡していました。2段になっている粉瘤と思われます。
普通に切開し、掘り起こして、摘出しました。
割を入れて、粉瘤を確認しました。

背中の粉瘤

背部の粉瘤

腰部の粉瘤(腰の粉瘤)

腰の粉瘤

臀部(おしり)

臀部の粉瘤

臀部の粉瘤

お尻の炎症性粉瘤です。
粉瘤は「おしり」などの刺激が加わる部位は、知らないうちに炎症を繰り返して、袋の部分が繊維化して厚くなることがあります。痛みで気が付いたのは最近でも、過去に軽い炎症を繰り返していたと思われます。線維化した部分を含め摘出しました。

臀部(お尻)の小粉瘤です。

臀部の多発小粉瘤

上腕

上腕の粉瘤

上腕の粉瘤
上腕の粉瘤

肘の皮下腫瘍:粉瘤?

右肘の粉瘤?→リンパ節でした

右肘の皮下腫瘍:悪性を心配して受診。、近医でレントゲン検査を受け、よくわからないと言われたので余計心配になって受診されました。
超音波検査で粉瘤では無いことを確認し、近くの血管を避けて、できるだけ小さな切開で摘出しました。
組織検査ではリンパ節で、良性でした。

前腕

前腕

右前腕の粉瘤?→神経鞘腫でした

股(太もものつけ根)

股(太もものつけ根)の小粉瘤です。

股の小粉瘤

外来で偶然発見しました。ご本人は全く気がついていませんでした。

下腿

足の粉瘤です

右足外側の粉瘤 45歳、男性

足底の粉瘤です。

足底の粉瘤

小さな怪我の後に出来ることが多いようです。